コレクション: 伝統素材を使いました
国内の産地では、現在も生産が続いている様々な素材=生地があります。
育児工房では専門工場で生産が行われる伝統素材を製品に採用しています。
■吊天竺(つりてんじく)
和歌山県の限られた工場にしか残っていない古い方式の機械で生産されます。機械そのものが少なくなっていることと台数が少ないため、生産量が限られているためその価値を知るこだわり素材として知られています。
■知多木綿ガーゼ
愛知県の知多半島は綿織物の一大産地として栄えた地域です。国内産地としては大量生産でコストが安く安定した品質が特徴です。地域の工場で生産する平織ガーゼは糸の本数を減らしテンションを工夫することで一般のガーゼにはない軽さと柔らかさを実現しています。
■60スーピマ接結(せっけつ)
2枚の生地を重ねた素材で、生地と生地の間に空気の層ができることで体温を守り、「薄くてもあったかい」という特徴を持っています。通常より細くてしなやかな60番手の糸を使うことで2重でありながら薄くて軽い素材になり、冬だけでなく年間を通して使っていただける快適な素材にしています。
■五重織ガーゼ
2食の糸を切り替えることでオリジナルイラストを柄に表現する「ジャッカード織」という技術を使い、たっぷり感のあるちょっとぜいたくな素材になっています。ガーゼケット・スリーパー・スタイ・ベスト・ハンカチなどお揃いの素材で様々なアイテムになっていますのでギフトでも喜ばれています。
伝統素材を生産する工場では、ゆっくり生産することではだざわりのいい「きもちいい。」素材が生まれます。国内の残る「いいもの」を育児工房は大切に考えています。
- ページ: 1 / 5
- 次のページ